胆嚢摘出手術をして無事退院しました

2014.12.8|未分類

このエントリーをはてなブックマークに追加

佐々木です。

 

やっと退院できました(^^)

 

「えっ!?佐々木さん、入院してたの?」

 

そうなんです。

実は「胆嚢摘出手術」をして入院していたのです。

 

同じ病気で悩んだり苦しんでいる方や、

胆嚢摘出手術を控えている方の参考になればと思い、

競馬とは全く関係ないですが、この記事を書くことにしました。

 

 

そもそもの発端は「急性胆嚢炎」になったことからでした。

 

あれは8月のお盆過ぎの頃です。

夜ご飯を食べた直後から、みぞおち辺りが痛くなったのです。

「ちょっと急いで食べたから胃がもたれたのかな?」

くらいに思っていたのですが

徐々に痛みが激しくなっていき、脂汗は出てくるし

もういてもたってもいられないほどの鈍痛が・・・。


 

あいにく土曜日の夜だったので病院もやっていないし

ある程度時間が経てば落ち着くだろう・・・。

そんな甘い考えでいたのですが一向に痛みは治まらず

とうとう深夜2時過ぎに救急病院に行きました。

 

腹部のレントゲンを撮られ、問診を受けたのですが

結局「便秘による腹痛」みたいな診断結果。

 

「んなぁ、こたぁ~ない!」(タモリ風に)

 

だって自慢できるほど便通はいい方だし^^;

ということで、整腸剤のような薬を処方されて帰宅。

 

当然痛みはおさまらなかったものの
寝てなかったので睡魔が襲ってきて
なんとか眠りにつくことが出来ました。

 

ところが眠りについて2~3時間くらい経ったころ

今度は、右わき腹の肋骨あたりに刺すような激痛が。

 

みぞおちは痛いわ、わき腹は痛いわで結局寝ることも出来ず

朝を待って、別の休日病院へ。

 

結局そこでも、胃薬を処方されて帰ってきました。

胃薬を飲んだら、みぞおちの痛みは多少和らいだものの
肋骨の痛みは治らず。

「明日は月曜日だから、いつも行っている病院へ行こう」

ということで、次の日に通い慣れた病院へ。

 

しかし、結局同じ胃薬を処方されただけ・・・。

「肋骨の痛みはぎっくり腰の痛みから来てるんでしょう」

と、「なんだかなぁ~」(阿藤快風に)って感じ^^;

 

家に帰っても肋骨の痛みは半端じゃなく、

息を吸うだけで刺すような痛みが襲ってくるので

深く息を吸うことが出来ず、浅い呼吸しか出来ない。

 

そんなこんなの中、おしっこがしたくなったのでトイレへ。

 

すると!

 

『なんということでしょう!』(劇的ビフォーアフター風に)

 

おしっこの色が褐色というか、真っ茶色!

 

「なんじゃい、こりゃぁぁぁ~!」(松田優作風に)

 

もうこの時点で、自分の中では

「これはただごとじゃない!

明日、大きな総合病院へ行って検査してもらおう」

と決めました。

 

で、運命の火曜日。

大きな大学病院へ行き、今までの経過を話し

血液検査、尿検査、レントゲン、腹部エコーを調べた結果

急性胆嚢炎です。

胆嚢に炎症が起きていて膿が溜まって腫れています。

今すぐ入院手続きを取って入院してください」


 

すぐに入院して、脇腹から管を刺して胆嚢にたまった膿を出す

という処置をしないといけないという説明を受けました。

 

「実際に症状がどの程度なのかわからないのでなんとも言えないけど

1週間から3週間程度の入院になると思います」って。

 

ひどい場合は、脇腹に管を挿したまま身動きの取れない状態で
安静にしていないといけないらしく、

それがかなり辛く、苦しいらしい・・・(-_-;)

 

「こりゃあ、かなり苦しい入院生活になるかも・・・」

と覚悟を決めましたw

 

で、そのまま入院して、

午後から胆嚢に針をさして膿を出す手術のような処置をされたのですが

胆嚢に管を刺す処置の話はカットします(*_*;

 

取りあえず

「痛かった!激痛に耐えた!よく頑張った!」(小泉風に^^;)

とだけ^^;

 

その後、結果も良好で10日間位で退院出来ましたが

「胆石もあるし、胆嚢を摘出したほうがいいですよ」

と先生があっさりと言うわけです^^;

 

腹腔鏡の手術なので、1週間くらいで退院できるし

胆嚢は特にいらない臓器なので取っても問題ないって・・・。

 

そうはいうけどねぇ。

実際に取られる方の身になってよ。

やっぱ怖いよ~!(・_;)

 

以外にビビりな私がいます^^;

 

 

で、退院から3週間後に「消化器外科」へ回され

結局手術を勧められ「胆嚢摘出手術」をすることになりました。

 

この時、CTやMRIの検査もしていたのですが、

先生の話によると

「佐々木さんの場合は、

どうも胆嚢が他の臓器にへばりついているようなので

最初は腹腔鏡でやりますが、おそらく腹腔鏡では摘出が難しく

途中で開腹手術に変更する確率が高いと思います」

って・・・。

 

「腹腔鏡手術なら、4~5日で退院できるけど

開腹手術となると、早くても1週間から10日はかかると

思っておいてください」

といういきさつで、胆嚢摘出手術をしたのです。

 

手術をうけるため11月1日から再入院。

その後、手術の日までに手術に必要ないろいろな検査をしました。

 

手術をするのは初体験だったのですが、

覚悟を決めたので案外肝っ玉は座ってました(^^)

 

「動脈からの採血」というのも初体験。

手首の脈が触れるところに垂直に針を刺して採血するのですが、

「血管が深いところにあるし、神経もいろいろ通っているから、

脅かすわけじゃないけどちょっと痛いと思うよ」

って、先生が言うのでビビったけど、運が良かったようで、

いつもの採血とあまりかわらず、

そんなに痛くはなかったです。

 

「どうして静脈じゃなく動脈から採血するんですか?」

と聞いたら、

「血液中の酸素の量とかがわかるので、麻酔科の先生が参考にするため

手術をするときは必ずやるんだよ」

と説明されました。

 

その後、手術前に先生から手術についての説明があったんだけど、

「やっぱり開腹手術になると思う」という話をされ、

「そのつもりで考えていたください」と言われました。


 

妻が

「腹腔鏡ではダメで開腹手術になる可能性はどのくらいあると思いますか?」

って聞いたら、

「70%位かなぁ」って・・・。

ほとんど開腹手術になるってことやん!

そう思いました(-_-;)

 

まぁ、もう気持ちは、

『まな板の上の鯉』

状態だったので、

腹腔鏡だろうが開腹手術だろうが・・・

「矢でも鉄砲でも持って来い!」って感じで聞いていました。

 

まさにそんな感じでどっしり構えてたのですが、

その後部屋に戻ってから麻酔科の先生が来て

いろいろと説明されたのですが

それを聞いた時は、ちょっと怖くなりました。

全身麻酔打たれたら、後は眠っている間に手術されるから

何もわからないし・・・

なんて甘く考えていたのですが、

全身麻酔って案外怖いもんなんだなぁって思いました^^;

 

あとは、手術までにフンドシのような

『T字帯』というものを買っておくことと、

血栓予防のための『弾性ストッキング』という

靴下のようなものを渡されました。

 

不安で眠れない人には、手術の前の日に睡眠導入剤をくれるらしく

どうするか聞かれましたが、

不思議なほどなんの不安もなかったのでもらいませんでした。

 

 

そしていよいよ運命の手術の日の朝を迎えました。

 

全裸になって『T字帯』と『弾性ストッキング』をはき、

手術着に着替えて待っていると時間通りに看護師さんが迎えに来ました。

 

手術室の前までは、妻も一緒に行けるということで歩いて移動。

手術室の1段目のドアの中で妻と別れ、私はさらに奥の手術室に。

 

手術室は、よくドラマで出てくるような感じでしたが、
思ったよりも小さいなぁって感じました。

 

なんか、もっとだだっ広いイメージがあったのですが、
イメージしてたよりも狭く感じました。

まぁ手術室も手術の内容によって大中小とかあるんだろうけど。

 

手術室にはまだ麻酔科の先生と

一緒に連れてきてくれた看護師さんしかいなく

手術台に上るように言われたのですが、

手術台がまた、えらい狭い。

 

どちらかというとスマートな方の

まぁまぁ平均的な私がちょうどいい感じにおさまる感じ。

体の大きい人ならベッドからハミ出すんじゃないの?

って思ったくらい狭く感じました。

 

最初に手術台の上で横向きにさせられ

『硬膜外麻酔』

という麻酔のために背中に細いチューブを入れます。

 

チューブを入れる前に局部麻酔の注射をして

その後チューブを入れるとのことで、

ちょっとビビっていたのですが

全く痛みとかは感じませんでした。

 

それが終わったら仰向けに寝て

心電図、血圧計、酸素量を測るクリップをつけ

点滴されます。

 

酸素マスクを付けられ、

「これから麻酔を点滴から入れますので

30秒位で眠っていきますからね」

と言われ、うなずいたまでは覚えていますが、

ほとんど秒殺で意識は無くなりました。

 

で、結局手術は予想通り腹腔鏡を途中で断念し、

開腹手術に切り替えたとのことでした。

 

私の胆嚢が、腸や肝臓などの臓器に癒着していて

綺麗に剥がすことができなかったということで

癒着している部分の胆嚢側を少し残して剥がし取った

そんな感じだったそうです。

 

癒着部分に残った胆嚢は、

悪さをしないように焼いたということです。

 

ということで、本来4時間くらいと言われていた手術時間は

なんと7時間もかかったとのことでした。

 

「佐々木さん、佐々木さん!」

看護師さんに、ぽんぽんと肩を叩かれて目が覚めました。

「深呼吸してくださいね」

「すーはー、すーはー」

よくわけもわからず、言われたまま2~3回深呼吸しました。

 

「終わりましたからね」

「はい・・・」

後のことは覚えてません^^;

 

次に気づいた時は病室のベッドの上でした。

 

どうやって手術室から帰ってきたのか全然わかりません。

 

妻と私の弟が、先生から手術の経過を聞かされたようで、

私が目覚めたら話してくれました。

 

とにかく無事に終わりました(^^)

 

点滴の管や、酸素マスク、背中には麻酔を流し込む管、

脇腹にも手術後の担汁や血液などを抜くための管、

そしてオシッコの管と、管だらけの体でした。

 

「オレはアンドロイド、いや!安堂ロイドになったのか?」

「安堂麻陽を守るのがこれからのオレの使命か?」

「 “安堂麻陽が死ぬ事は禁じられている”って言うのか?」

「ってことは、オレはキムタクになったのか?」

ってのは冗談です^^;

 

妻の話によると、明日には立って歩く練習をするとか・・・。

気持ち的には「無理!」って感じでしたが、

最近はみんなそうらしく、その方が手術後の回復も早いとのことです。

 

で、実際に翌日歩かされました^^;

 

看護師さん2人に両脇を支えてもらい

ちょっと大変だったけどなんとか立ち上がりました。

さすがに立ち上がった時は頭がクラクラ・フラフラしました。

「ちょっとその場で足踏みしましょう」

と言われて、10回ほど足踏みしました。

やはりフラフラします^^;

それからゆっくりゆっくり病室を出て

トータル20メートル位歩いてベッドまで戻ってきました。

 

点滴とおしっこの管、脇腹から血を抜く管、背中からの麻酔の管

それらを全部ぶら下げてなので、起きるときもベッドに寝るときも

管がからまったり、ねじれたり、ハズレたりしないように

寝たり起きたりも結構大変です。

 

これから毎日少しづつ歩く練習をしていくとのことでした。

 

3日目くらいから、徐々に管も取れていき、

4日目には点滴の管だけになり

やっと安堂ロイドから生身の人間に戻れた感じ。

めちゃくちゃ身軽になった感じがしました(^^)

 

結局、入院からちょうど2週間目の14日に退院しました。

 

手術をするまでが長かったので、

手術をしてからは8日目での退院でした。

 

ところが、退院した次の日に

手術をした脇腹に痛みを感じ、熱も38度8分まで上がったため

翌日病院へ。

 

結局また再入院ということになり、

さらに8日間ほど入院治療することになりました。

 

 

と、まぁ長くなりましたが、

以上のような感じで胆嚢摘出手術をし、

現在は元気にはなりましたが

まだまだ手術の傷跡の痛みもありますし、

縫ったところのみぞおちあたりに、

野球のボール大くらいの石が入っているような違和感もあるしで

完全復活にはまだまだ時間がかかりそうです。

 

担当の先生に聞いたところ

「人によるけど半年くらいはかかるかなぁ」

ということでした。

 

これから手術を控えている方、

手術をしようかどうしようか悩んでいる方、

手術はするけど、どんなことをされるのか不安な方、などなど

この記事がお役に立てば幸いです(^^)

 

今回の手術と入院で改めて思いました。

「健康が一番!」

みなさんも、病気にならないように健康管理には十分注意してくださいね(^^)

 

 

 

★ 無料のメルマガはもう登録していただきましたか? ★

競馬で儲けたい!競馬で勝ちたい!

そんなあなたに、競馬勝ち組の馬券作戦や戦略、ノウハウなど、

競馬で勝つための情報をいろいろと発信しています。

競馬で儲けたい方は是非登録してください!

メルマガ登録はこちら

 

 

 


コメント一覧

コメントはありません。

この記事にコメント

*


Warning: preg_replace_callback(): Requires argument 2, '>', to be a valid callback in /home/paradise/denoukeiba.com/public_html/blog/wp-content/themes/Affiliate_news/comments.php on line 57

トラックバックURL